2013年8月23日金曜日

不登校ワークショップ①が行われました

8月21日(水)、第1回不登校ワークショップが行われました。

夏休みもあと少し、もうすぐ2学期が始まります。
そこで、今回のテーマは「続・黄金の3日間」。
時間も通常の70分から拡大して3時間のワークショップを行いました。

講師のスクールカウンセラー 松井先生より

1,支援を必要とする子どもたち
2,支援について
3,マズローの欲求階層説と居場所
4,コミュニケーションメンテナンス

という4つの内容をお話していただきました。

途中、「さいころトーキング」などの仲間づくりのための演習等を行いながら
終始和やかな雰囲気で、3時間という時間があっという間に過ぎていきました。


今回は、参加された方の人数が少なく、少し残念に思いました。
このワークショップでは、「不登校」に関することだけでなく、
児童生徒と、家庭と、そして教職員どうしがどうつながり、関わっていくか、
具体的なスキルをたくさん学ぶことができます。
自分自身の実践を振り返りながら、すぐに日常の実践に生かすことのできる内容と
なっています。
ぜひたくさんの先生方に参加していただけたらと思っています。

次回は10月18日(金)午後4時20分から、宿毛小学校に会場をお借りし
行う予定になっています。


2013年8月8日木曜日

宿毛市教育講演会が行われました。

/5(月)、宿毛市教育講演会が行われました。文部科学省教科調査官・国立教育政策研究所教育課程調査官の冨山 哲也先生をお迎えし『期待される言語活動の姿 いろいろ』と題してご講演いただきました。

 《講演のポイント》
☆学力の三要素(学校教育法より)…①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体的に取り組む態度
☆言語活動の充実はあくまでも、学力をつけるための「手段」であり、「目的」ではない。
☆言語活動の充実の2つの方向性…①全ての教育活動で ②各教科の目標実現のために
☆各教科の授業で言語活動を具体的にどう行っていくか。
☆各教科における評価のあり方はどのようなものか。
 
どのお話もたいへん具体的で分かりやすく、2学期からの授業にすぐに生かすことのできる内容だったと思います。
「言語活動=子どもたちに言葉の力を育てるために何か特別なことをしなくてはならない」と思っていたのですが、そうではなく、目指す子どもの姿・つけさせたい力について、児童生徒が言葉を用いながら主体的に身につけることを意図して設定する取り組みであること、今取り組んでいることに何か一つ工夫を加えてみることが大切なのだと思ったことでした。参加された先生方はいかがだったでしょうか。かまわない範囲で、講演会の感想等、教育研究所までお寄せいただけたらと思います。